まだ柄の伸びていないケゼニゴケの雌器托

2022年4月24日

苔の知識

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ケゼニゴケの雌器托

雌器托の柄がまだ長く伸びていないケゼニゴケを見る事ができました。さらに、何かの拍子に取れてしまったのでしょうか、裏側が見えるようになっていた雌器托もあったので写真に撮っておきました。裏側が見えるようになった雌器托には、まだ包膜(involucle)に包まれている胞子体がいくつか見えます。この球体が成熟すると4~8裂に割れて、その中から胞子が弾糸により散布されるのです。

ちなみにケゼニゴケは雌雄同株なのですが雌雄に偏りがあるようで、この株にも周囲には雄器托は見つからず雌器托ばかりでした。


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kokemosskoboロゴ 著者:苔モス工房

苔玉づくりをきっかけに苔の魅力にどっぷりハマってしまい、現在は苔庭や苔盆栽からモスインテリアなど多岐にわたり没頭中。さらに詳しくは⇒About us

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