シッポゴケの仲間は雌雄異株で、圧倒的に雌の株の比率が多いと聞きます。少し大きめのコロニーで、雄を探してもなかなか見つける事が難しいと言います。これは矮雄と言って雌株よりはるかに小柄な雄株が雌株のふもとに着生し生息している種もあるため、一見すると蒴を付けた雌のシッポゴケしか生えていないように見えます。
そう言われてみれば蒴がニョキニョキとたくさん伸びているシッポゴケコロニーの姿に見慣れていますよね。矮雄ということを含めても、やはり雌株の方が数的にも多いのかもしれません。
それを検証するためにも育ててみることにしました。順調に育ってくれてこの鉢いっぱいになった頃、どのくらいの比率で雄株が発生するのか一株ずつばらして数えてみる予定です。